瀬川化学工業株式会社 様
 営業品目 自動車部品・電気通信機器
       プラスチック製品の成形・加工

 所在地  愛知県高浜市


 当社導入製品
 ・設備稼働管理システム P@to net
 ・リアルタイム稼働モニター
  各種メーカー成形機22台に稼働情報収集装置(PT-714)
  を設置、製造現場の「リアルタイムな見える化」を実践さ
  れています。

 瀬川化学工業株式会社様は、自動車部品・電気通信機器における、プラスチック製品の成形・加工を、企画から試作、製作、販売のサポートまで一貫した体制でおこなわれています。
 高品質、高精度の要請を満足させうる製造技術の蓄積を重ね、新しい激しい変化の時代に対応できる体制づくりを進められておられます。

 有人成形におけるサイクリック化を目指して、設備の可動率(べき動率)、作業者ごとのばらつき、正確な不良数など、サイクリック化を阻害する要因を把握し、対策できるツールが必要となりました。

 そのツールとして、稼働管理システムの導入を検討され、他メーカーに見積りを依頼しますが、非常に高価であったため、一時は導入を断念。
 その後、展示会の当社ブースにて「P@to net」「リアルタイム稼働モニター」を体験いただき、性能の高さ、操作性の良さ、また他メーカー見積りの1/10程度の価格も決め手となり、導入を決断されました。

 現在、瀬川化学工業様では、当社の稼働管理システムを次のようにご使用され、様々な改善活動にご活用いただいております。

 1)毎日、日次稼働モニターにて、前日分の稼働データをプリンタに出力。
 2)事務の方が、出力された稼働データと、日報(作業伝票)を基に、情報
   を精査。
 3)管理者の方が参照し、改善のための基礎データとしてご活用いただいて
   います。


設備別日次稼動モニター拡大画像
 代表取締役 瀬川 憲 様から、評価コメントをいただきました。

 ・一定時間ごとに、人によるばらつきを把握(サーブリック分析)することができる。
   「社内には、管理していますよということを伝えていますので、能率低下に対する
   抑止効果もあると思います」

 ・チョコ停の把握と対策。
   「日報には記入されないような小さなチョコ停も、管理者が把握し、対策できるよ
   うになりました」

 ・正確な不良数の把握。
   「設備からのショット数 - 日報(作業伝票)の良品数 = 不良数
   と考え正確な数字を常に把握することが可能となりました」

 ・不良対策。
   「不良の多くは、成形時間のばらつき(=人のばらつき)であった事が分かりまし
   た」

 ・目標の設定と確認が可能。
   「半自動の可動率(べき動率)は通常80%程度ですが、目標値を90%に設定し
   実データを基に日々改善を行なっています」


 当社製品を有効にご活用いただき、ありがとうございます。
 瀬川化学工業株式会社様の今後のご発展をお祈り申し上げます。

記事の掲載にあたりまして、瀬川化学工業株式会社 代表取締役 瀬川憲様より承認を頂きました。ありがとうございました。
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